• 9月 9, 2026

CKDでも筋トレをしてよい?――腎臓を守りながら筋力を維持する運動強度とプロテインの考え方

慢性腎臓病(CKD)や高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などで通院している患者さんから、筋力トレーニングについて質問を受ける機会が増えています。

「腎臓が悪い人は筋トレをしない方がよいのでしょうか」

「スクワットや腕立て伏せは、どのくらいの強さなら安全ですか」

「筋肉を落としたくないので、プロテインを飲んでもよいですか」

「トレーニング後にクレアチニンが上がりました。腎機能が悪化したのでしょうか」

最近では、生成AIや動画サイトから非常に詳しい情報を得られるようになりました。その一方で、健康な若い人や競技者を対象とした情報が、CKD患者さんにもそのまま当てはまるかのように説明されることがあります。

筋トレそのものは、CKD患者さんに一律に禁止されるものではありません。適切に行えば、筋力や歩行能力、血糖、血圧、身体機能、生活の質を改善し、フレイルやサルコペニアを予防する重要な治療手段になります。

しかし、「筋トレが身体によい」ということと、「高強度の筋トレや大量のプロテインが腎臓にも安全」ということは同じではありません。

この記事では、CKDや生活習慣病の患者さんが筋トレを行うときの強度・種類・注意点と、プロテイン摂取が腎機能に及ぼす影響について、腎臓専門医の立場から詳しく解説します。


1.CKD患者さんにとって、筋肉を維持することは重要です

CKDが進行すると、筋肉量や筋力が低下しやすくなります。これには、単に「運動不足だから」というだけではない、CKD特有の複数の要因が関係しています。

腎機能が低下すると、慢性的な炎症、代謝性アシドーシス、インスリン抵抗性、食欲低下、貧血、ビタミンD不足、尿毒素の蓄積などが生じやすくなります。これらは筋蛋白の分解を促進し、筋肉の合成を妨げます。

さらに、疲れやすさや息切れ、関節痛などによって活動量が低下すると、筋肉量は一層減少します。筋肉量が減れば身体を動かすことがさらに難しくなり、活動量が減るという悪循環に陥ります。

CKD患者さんでは、筋肉量が少ないことや身体能力が低いことが、転倒、骨折、入院、要介護状態だけでなく、生命予後とも関連します。そのため、腎機能を守るために食事療法を行う一方で、過度な食事制限や安静によって筋肉を失わないようにする視点が欠かせません。

進行したCKDでは「蛋白質を控える」という説明が強調されることがあります。しかし、必要なエネルギーまで不足した状態で蛋白質だけを減らすと、身体は自分の筋肉を分解してエネルギーを補おうとします。

CKDの管理では、腎臓への負担を減らすことと、筋肉・栄養状態を維持することの両方を考える必要があります。


2.適切な筋トレはCKD患者さんにも有益です

CKD患者さんを対象とした研究では、レジスタンストレーニング、すなわち筋肉に抵抗を加える運動によって、筋力、歩行能力、運動耐容能、身体機能、生活の質などが改善することが示されています。

レジスタンストレーニングには、次のような運動が含まれます。

  • 椅子からの立ち座り
  • スクワット
  • かかと上げ
  • 膝伸ばし
  • 階段昇降
  • 壁を使った腕立て伏せ
  • ゴムバンドを使った運動
  • 軽いダンベルやマシンを使った運動
  • 自分の体重を利用した運動

特別な器具がなければ筋トレができないわけではありません。高齢者や運動習慣のない方では、椅子からゆっくり立ち上がり、ゆっくり座るだけでも十分な筋力トレーニングになります。

CKDステージ3~5の患者さんを対象とした研究の解析では、漸増式のレジスタンストレーニングによって筋力や生活の質が改善することが報告されています。ただし、筋肉量の明確な増加については、すべての研究で一貫した結果が得られているわけではありません。

つまり、筋トレの第一の目的を「筋肉を大きくすること」だけに置く必要はありません。立ち上がりや歩行を安定させる、階段を上りやすくする、転倒を防ぐ、日常生活を自立して続けるといった効果も非常に重要です。


3.運動すると腎臓では何が起こるのでしょうか

運動中は、筋肉への血流を確保するため、全身の血流分布が変化します。交感神経が活性化し、心拍数や血圧が上昇します。同時に、腎臓へ流れる血液量は一時的に減少します。

特に、長時間の激しい運動、高温環境での運動、脱水を伴う運動では、腎血流量の低下が大きくなります。

健康な人では、多くの場合、運動を終了して水分を補給すると回復します。しかし、もともと腎機能が低下している人、高齢者、糖尿病や心不全がある人、利尿薬などを服用している人では、腎血流の低下が急性腎障害につながる可能性があります。

筋トレでは、重い重量を持ち上げる瞬間に血圧が大きく上昇します。息を止めて強く踏ん張る「バルサルバ法」を行うと、胸腔内圧が上がり、血圧の変動がさらに大きくなります。

CKD、高血圧、心血管疾患のある患者さんでは、最大重量に近い負荷を使う筋トレよりも、呼吸を続けながら反復できる中等度以下の運動が適しています。

筋トレによる腎臓への影響は、「筋トレをしたか、しなかったか」という二択ではありません。強度、時間、休憩、水分状態、気温、服薬、基礎疾患を含めて判断する必要があります。


4.筋トレ後に尿蛋白や尿潜血が出ることがあります

激しい運動の後、一時的に尿蛋白や尿潜血が陽性になることがあります。

運動中は腎血流と糸球体の血流動態が変化し、糸球体から蛋白質が漏れやすくなることがあります。また、尿細管で蛋白質を再吸収する能力が一時的に変化することもあります。

ランニングなどでは、膀胱への機械的刺激や赤血球の破壊も尿潜血に関係します。筋肉が強く損傷した場合は、筋肉中のミオグロビンが尿中に排泄され、尿試験紙で「潜血陽性」になることもあります。

運動による尿蛋白や尿潜血の多くは一過性で、一般には運動を中止してから24~48時間程度で改善します。ただし、すべてを「運動のせい」と判断してよいわけではありません。

次のような場合には、腎疾患や泌尿器疾患の評価が必要です。

  • 運動を休んでも尿蛋白や尿潜血が続く
  • 早朝尿でも陽性になる
  • 尿蛋白が増加している
  • 肉眼的に赤い尿や褐色尿が出た
  • 浮腫、高血圧、体重増加を伴う
  • クレアチニンが上昇している
  • 発熱、腰痛、排尿痛を伴う
  • 筋肉痛や筋力低下が非常に強い

尿検査を受ける前日は、通常と異なる激しい筋トレ、長距離走、登山などを避けた方が、普段の状態を正確に評価しやすくなります。

一方、日常的に行っている軽いウォーキングまで必ず中止する必要はありません。検査前の運動条件をできるだけ揃え、通常とは異なる運動をした場合には診察時に伝えてください。


5.筋トレ後のクレアチニン上昇は、腎機能悪化とは限りません

血清クレアチニンは、筋肉内のクレアチンから生じる代謝産物です。腎臓から排泄されるため、腎機能を評価する指標として利用されています。

しかし、クレアチニンは腎機能だけで決まる数値ではありません。次のような要因でも変化します。

  • 筋肉量
  • 筋肉への負荷
  • 激しい運動
  • 肉類の摂取
  • クレアチンのサプリメント
  • 脱水
  • 一部の薬剤

筋トレによって筋肉量が増えると、腎機能が変化していなくても血清クレアチニンが以前より高くなることがあります。その結果、クレアチニンから計算したeGFRは低く表示されます。

また、採血直前に強い筋トレを行った場合も、筋肉代謝や脱水の影響によってクレアチニンが一時的に上昇する可能性があります。

このような場合には、シスタチンCによるeGFRが参考になります。シスタチンCは、クレアチニンより筋肉量の影響を受けにくい腎機能マーカーです。

ただし、シスタチンCも完全な指標ではなく、甲状腺機能、炎症、肥満、喫煙、ステロイド薬などの影響を受けることがあります。必要に応じて、クレアチニン、シスタチンC、尿蛋白、尿アルブミン、過去からの推移を総合的に判断します。

「筋トレ後にクレアチニンが上がったから、すぐCKDが進行した」とは限りません。しかし、「筋肉の影響だろう」と自己判断し、本当の腎機能悪化を見逃すことも避ける必要があります。


6.CKD患者さんに適した筋トレの強度

運動習慣のないCKD患者さんは、軽い負荷から始めることが基本です。

最初から最大筋力を測定したり、持ち上げられる限界に近い重量を使ったりする必要はありません。「フォームを崩さず、呼吸を続けながら10~15回程度反復できる強さ」が、実践しやすい目安です。

自覚的運動強度を使う場合は、次のように考えます。

  • 軽い:かなり余裕があり、何回でも続けられそう
  • 中等度:少しきついが、正しい姿勢でまだ数回できそう
  • 高強度:かなりきつく、姿勢や呼吸を保つことが難しい

CKDや高血圧のある人では、当初は「軽い~ややきつい」程度が適切です。10回行った時点で、さらに2~3回はできそうな余裕を残します。

具体的には、次の方法から始めることが考えられます。

  • 1種目につき10~15回
  • 当初は1セット
  • 慣れたら2~3セット
  • セット間に1~2分休む
  • 週2~3回
  • 同じ筋肉を連日強く鍛えない
  • 動作中は呼吸を止めない
  • 反動を使わず、ゆっくり動かす

運動後に軽い筋肉痛が出る程度は珍しくありません。ただし、数日間動けないほどの筋肉痛、筋力低下、腫れ、褐色尿を生じる強度は過剰です。

「翌日に普段どおり生活できるか」という基準も、実用的な強度調整の目安になります。


7.初心者には下半身の運動が特に重要です

日常生活の自立、転倒予防、歩行速度の維持には、太もも、臀部、ふくらはぎの筋力が重要です。

椅子からの立ち座り

安定した椅子に浅く座り、足を肩幅程度に開きます。必要であれば机や手すりに軽く手を添え、ゆっくり立ち上がり、ゆっくり座ります。

膝や腰に強い痛みがなければ、5~10回から開始します。

かかと上げ

椅子の背や壁につかまり、かかとをゆっくり上げて、ゆっくり下ろします。ふくらはぎを鍛え、歩行の安定に役立ちます。

浅いスクワット

膝を深く曲げすぎず、椅子に座るように臀部を後ろへ引きます。膝が内側へ入らないよう注意します。

ゴムバンド運動

強い負荷を使わなくても、ゆっくり引くことで上肢、背中、肩周囲の筋肉を鍛えられます。

CKD患者さんでは、筋トレだけに偏るより、ウォーキング、自転車運動などの有酸素運動と組み合わせる方法が適しています。バランス運動やストレッチも、転倒予防や関節可動域の維持に役立ちます。


8.運動量の目標は、患者さんごとに異なります

KDIGO 2024ガイドラインでは、CKD患者さんに対し、心血管系と身体能力に応じて、週150分以上の中等度身体活動を行うことが推奨されています。また、座っている時間を減らすことも重視されています。

ただし、これはすべての人が最初から週150分運動しなければならないという意味ではありません。

ほとんど運動していなかった人が、いきなり1日30分を週5日行うと、関節痛や筋肉痛によって続けられなくなることがあります。まず5~10分の歩行から始め、体調を確認しながら時間や回数を増やす方法でも構いません。

短時間の運動を複数回に分けてもよく、1日の合計活動量を増やすことに意味があります。

筋トレは有酸素運動の代わりではなく、有酸素運動も筋トレの代わりではありません。可能であれば、次のように組み合わせます。

  • ウォーキングなどの有酸素運動
  • 下肢を中心とした筋力トレーニング
  • 片足立ちなどのバランス運動
  • 関節を動かすストレッチ
  • 長時間座り続けない生活習慣

運動の効果は、非常に強い運動を一時的に行うことより、無理のない運動を長く続けることで得られます。


9.避けた方がよい筋トレとは

すべてのCKD患者さんが高強度トレーニングを禁止されるわけではありませんが、次のような運動は慎重に判断します。

最大重量に近い運動

1~3回しか持ち上げられない重量では、血圧が急激に上昇しやすく、関節や腱への負担も大きくなります。高血圧、網膜症、心血管疾患、脳血管疾患がある場合は、特に注意が必要です。

息を止めて踏ん張る運動

呼吸を止めた状態で強く力むと血圧が大きく変動します。重いスクワット、デッドリフト、ベンチプレスなどでは無意識に息を止めやすいため、動作に合わせて呼吸を続けてください。

限界まで反復する運動

毎回「もう1回も動かせない」という状態まで追い込む必要はありません。特に運動習慣のない人、CKD、高齢者、糖尿病患者さんでは、数回分の余裕を残した方が安全です。

急に始める高強度運動

普段運動していない人が、短期間で多数回のスクワットや腕立て伏せを行うと、横紋筋融解症を起こす可能性があります。

脱水を伴う運動

真夏の屋外運動、サウナスーツを着た運動、水分を制限した減量は、腎血流を低下させ、急性腎障害の原因になり得ます。

鎮痛薬を使用しながらの運動

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)には、腎臓の血流を維持するプロスタグランジンの働きを抑える作用があります。脱水、激しい運動、NSAIDsが重なると、急性腎障害の危険性が高まります。

筋肉痛や関節痛を鎮痛薬で抑えながら運動を続ける場合は、自己判断せず主治医へ相談してください。


10.運動を中止して受診した方がよい症状

次の症状がある場合は運動を中止してください。

  • 胸痛、胸部圧迫感
  • 強い息切れ
  • めまい、失神しそうな感覚
  • 動悸が続く
  • 冷汗、吐き気
  • 急激な頭痛
  • 通常とは異なる強い倦怠感
  • 関節や筋肉の強い痛み
  • 筋肉の腫れや著しい筋力低下
  • 赤色または褐色の尿
  • 尿量の減少
  • 急な浮腫や体重増加

特に、強い筋肉痛と褐色尿が同時にみられる場合は、横紋筋融解症の可能性があります。筋肉からミオグロビンや電解質が大量に放出され、急性腎障害や高カリウム血症につながることがあるため、早めの医療機関受診が必要です。


11.血圧が高い患者さんの注意点

適度な運動を継続すると、安静時血圧の低下が期待できます。しかし、筋トレ中の血圧は一時的に上昇します。

次のような条件では、運動開始前に主治医へ相談してください。

  • 安静時血圧が著しく高い
  • 降圧薬を開始または変更した直後
  • 運動中に胸痛や息切れが出る
  • 心不全や虚血性心疾患がある
  • 脳卒中や大動脈疾患の既往がある
  • 糖尿病網膜症を指摘されている

降圧薬を服用している患者さんでは、運動後に血圧が下がり、立ちくらみを起こすことがあります。運動を急に終了せず、最後に軽い歩行などを行って徐々に身体を落ち着かせます。


12.糖尿病患者さんの注意点

筋トレは、筋肉によるブドウ糖の取り込みを促し、インスリン抵抗性の改善に役立ちます。有酸素運動との組み合わせによって、血糖管理の改善が期待できます。

一方、インスリンやスルホニル尿素薬などを使用している患者さんでは、運動中や運動後に低血糖が起こることがあります。運動の種類、時間帯、食事、薬剤との関係を確認する必要があります。

SGLT2阻害薬を服用している場合には、脱水に注意が必要です。発熱、下痢、食事摂取不良、極端な糖質制限がある状態で激しい運動を行うと、正常血糖ケトアシドーシスを含む問題が生じる可能性があります。

糖尿病網膜症が進行している場合は、強く息む運動や高重量トレーニングを避けるよう指示されることがあります。末梢神経障害がある場合は、足の傷、靴ずれ、熱傷にも注意します。


13.「プロテイン」は蛋白質を補う食品です

一般にプロテインと呼ばれている製品の中心成分は蛋白質です。薬品ではなく、蛋白質を効率よく摂取するための食品です。

代表的な種類には、次のものがあります。

  • ホエイプロテイン
  • カゼインプロテイン
  • 大豆プロテイン
  • エンドウ豆などを原料とする植物性プロテイン

筋肉の材料となる蛋白質は必要な栄養素です。しかし、食品として摂取した蛋白質とプロテイン製品から摂取した蛋白質は、最終的にはどちらも1日の蛋白質摂取量に含まれます。

「食事の蛋白質は控えていますが、プロテインは別なので飲んでいます」という考え方は適切ではありません。

例えば、1回20グラムの蛋白質を含むプロテインを1日2回飲めば、それだけで40グラムが追加されます。体重60kgのCKD患者さんが、食事から50~60グラムを摂取したうえでプロテインを40グラム追加すると、総摂取量は90~100グラム、すなわち体重1kg当たり約1.5~1.7グラムになります。

これは、CKD患者さんに推奨される量を大幅に上回る可能性があります。


14.蛋白質を多く摂ると、腎臓で何が起こるのでしょうか

蛋白質を摂取すると消化によってアミノ酸へ分解され、吸収されます。身体が必要とする以上のアミノ酸を、そのまま蛋白質として大量に貯蔵することはできません。

余分なアミノ酸は代謝され、窒素成分は主に尿素となって腎臓から排泄されます。そのため、蛋白質摂取量が増えると尿素窒素が上昇しやすくなります。

さらに、高蛋白食は腎臓の血流動態を変化させます。

アミノ酸の負荷によって腎血流が増加し、糸球体で濾過される血液量が増えます。これを糸球体過剰濾過と呼びます。

この反応には、輸入細動脈の拡張、糸球体内圧の上昇、尿細管糸球体フィードバック、グルカゴン、インスリン様成長因子、プロスタグランジン、一酸化窒素など複数の機序が関与すると考えられています。

腎機能が正常な人では、蛋白質を多く摂った後にGFRが上昇することがあります。この上昇は、一見すると「腎機能がよくなった」ように見えますが、腎臓がより強く働いている状態とも解釈できます。

すでに糸球体数が減っているCKDでは、残った糸球体が代償的に多くの血液を濾過しています。そこに高蛋白食による負荷が加わると、糸球体内圧がさらに上昇し、長期的には糸球体障害や蛋白尿を促進する可能性があります。


15.CKDでは「高蛋白にしすぎない」ことが基本です

KDIGO 2024ガイドラインでは、透析を受けていないCKDステージG3~G5の成人について、蛋白質摂取量を1日当たり標準体重1kgにつき0.8グラム程度とすることが提案されています。

また、CKD進行リスクがある成人では、1日当たり1.3g/kgを超える高蛋白摂取を避けるよう示されています。

例えば、蛋白質摂取量を計算する体重が60kgであれば、0.8g/kg/日は約48グラムです。

ただし、単純に現在の体重を掛ければよいとは限りません。肥満や浮腫がある場合は、標準体重や調整体重を使って考えることがあります。

また、0.8g/kgという数字もすべての患者さんに機械的に適用するものではありません。年齢、CKDステージ、蛋白尿、糖尿病、体格、筋肉量、食事量、体重変化、運動量、フレイルの有無などを考慮します。

特に、高齢者、低体重、食欲不振、悪性疾患、感染症、手術後、サルコペニアがある患者さんでは、蛋白制限によって低栄養を悪化させないよう注意が必要です。

一方、透析患者さんでは、透析によるアミノ酸の喪失や蛋白異化があるため、保存期CKDとは必要量が異なります。保存期CKDの蛋白制限を、透析開始後もそのまま続けるべきではありません。


16.筋トレをしているCKD患者さんはプロテインを飲むべきでしょうか

結論からいえば、CKD患者さんが筋トレを始めたからといって、必ずプロテインを追加する必要はありません。

まず確認すべきなのは、現在の食事から蛋白質を何グラム摂取しているかです。

肉、魚、卵、乳製品、大豆製品だけでなく、米、パン、麺類などにも蛋白質は含まれています。主菜だけを計算すると、実際の総摂取量を過小評価します。

食事から必要量をすでに摂取できている人がプロテインを追加すれば、腎臓への負担となる高蛋白摂取に近づく可能性があります。

一方、食欲低下、咀嚼力低下、極端な食事制限などにより、蛋白質やエネルギーが不足している患者さんもいます。この場合は、プロテインを一律に禁止するのではなく、食事全体を評価したうえで補助的に使用できるか検討します。

重要なのは、「プロテインを飲むか、飲まないか」ではなく、食事を含めた1日の総蛋白質量です。


17.健康な人の研究結果をCKD患者さんへそのまま当てはめない

腎機能が正常な若年者やトレーニング経験者を対象とした短期間の研究では、比較的多い蛋白質摂取によって、明確な腎機能障害が確認されなかったという報告があります。

しかし、これらの結果から、CKD患者さんにも高蛋白食が安全であるとはいえません。

主な理由は次のとおりです。

  • 研究期間が短い
  • 対象者が若く健康である
  • CKD患者さんが除外されている
  • 尿アルブミンや詳細な腎機能評価が不十分な研究がある
  • 腎臓の安全性を主要評価項目としていない研究がある
  • クレアチニン値だけでは変化を正確に評価できない場合がある

健康な人においても、高蛋白食が長期的に腎疾患を新たに発症させるかどうかについては、完全に結論が出ているわけではありません。

特に、糖尿病、高血圧、肥満、蛋白尿、腎結石、片腎、腎疾患の家族歴がある人では、本人がCKDと認識していなくても注意が必要です。


18.動物性蛋白と植物性蛋白の違い

同じ蛋白質量でも、食品の種類によって腎臓や代謝への影響が異なる可能性があります。

赤身肉や加工肉に偏った食事では、蛋白質だけでなく、飽和脂肪酸、食塩、リン添加物などの摂取も増えやすくなります。

植物性食品には、食物繊維、カリウム、抗酸化成分などが含まれています。腸内細菌によって作られる尿毒素の前駆物質や、食事性酸負荷を減らす可能性もあります。

植物性蛋白は、動物性蛋白に比べて糸球体過剰濾過を起こしにくい可能性が指摘されています。ただし、「植物性なら無制限に摂取してよい」という意味ではありません。

高カリウム血症がある患者さんでは、豆類、ナッツ、特定の野菜や果物の摂取量に調整が必要です。また、加工された植物性食品にも食塩やリン添加物が含まれることがあります。

蛋白質の量だけでなく、食品の質、食塩、リン、カリウム、エネルギー、食物繊維まで含めて食事全体を考えることが大切です。


19.プロテイン製品で確認したい成分

プロテイン製品を使用する場合は、蛋白質量だけでなく栄養成分表示を確認してください。

カリウム

製品によってはカリウムが比較的多く含まれます。高カリウム血症のある患者さん、RA系阻害薬、ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬などを服用している患者さんでは注意が必要です。

リン

乳由来成分にはリンが含まれます。また、加工食品ではリン酸塩が添加されている場合があります。添加物由来の無機リンは吸収率が高いため、進行したCKDでは特に注意します。

原材料表示に「リン酸」「phosphate」などが含まれていないか確認します。

食塩

味付き製品や食事代替型の製品では、ナトリウム量が多いことがあります。高血圧や浮腫のある人では、プロテイン以外の加工食品も含めた総食塩量が重要です。

糖質と脂質

増量用の製品には、多量の糖質や脂質が含まれることがあります。糖尿病、肥満、脂質異常症がある場合は、カロリーを含めて評価します。

ビタミン、ミネラル、ハーブ成分

複数のサプリメント成分が配合されている製品では、含有量が分かりにくくなることがあります。脂溶性ビタミンやミネラルの過剰摂取、薬剤との相互作用にも注意が必要です。

「腎臓向け」「デトックス」「天然成分」と表示されていても、CKD患者さんに安全であることを保証するものではありません。


20.クレアチンとプロテインは別のものです

プロテインと混同されやすいものに、クレアチンがあります。

クレアチンは筋肉内で高強度運動時のエネルギー供給に関与する物質で、筋力や運動能力を高める目的で使用されます。蛋白質そのものではありません。

健康な成人を対象とした研究では、一般的な量のクレアチン摂取によって明確な腎障害が生じなかったという報告があります。一方、クレアチンの一部はクレアチニンへ変化するため、血清クレアチニンが上昇し、クレアチニンを用いたeGFRが低下して見えることがあります。

しかし、CKD患者さんにおける長期的な安全性のデータは十分ではありません。腎機能低下、蛋白尿、脱水リスク、腎毒性のある薬剤の使用がある患者さんには、自己判断での使用を勧められません。

クレアチンを使用している場合は、採血結果を解釈するうえでも医師へ申告してください。


21.プロテインを飲むタイミングより、総摂取量が重要です

筋トレに関する情報では、「運動直後30分以内にプロテインを飲むべき」と説明されることがあります。

運動後に適切な蛋白質を摂取することは、筋蛋白合成に有利に働きます。しかし、その効果は運動直後の短い時間だけに限定されるものではありません。

CKD患者さんでは、タイミングにこだわってプロテインを追加し、総蛋白質量が過剰になることを避ける方が重要です。

食事から必要量を摂取できている場合には、運動後に通常の食事をとることで対応できることがあります。反対に、食事量が少なく、栄養状態が低下している場合は、蛋白質だけでなくエネルギー摂取の確保を検討します。

筋肉を維持するには、蛋白質だけでなく次の要素も必要です。

  • 十分な総エネルギー
  • 継続的な筋力トレーニング
  • 適切な睡眠
  • ビタミンやミネラル
  • 代謝性アシドーシスの管理
  • 貧血や心不全などの治療
  • 炎症や感染症の管理

プロテインを飲むだけで、筋肉が自動的に増えるわけではありません。


22.「体重1kg当たり」の体重には注意が必要です

蛋白質量を「体重1kg当たり」で考える場合、どの体重を使うかによって結果が大きく異なります。

高度の肥満がある人について、現在の体重をそのまま使って蛋白質量を計算すると、必要以上に多くなる可能性があります。反対に、低体重や筋肉量低下がある人に厳しい制限を行うと、低栄養を悪化させます。

浮腫がある患者さんでは、体重増加分が筋肉や脂肪ではなく水分である可能性があります。その体重をもとに蛋白質量を計算することも適切ではありません。

実際の蛋白質量は、標準体重、目標体重、BMI、筋肉量、浮腫、食事内容を踏まえて決めます。

インターネット上の計算式へ現在の体重を入力するだけでは、CKD患者さんに適した量を判断できない場合があります。


23.減量目的の高蛋白食にも注意が必要です

糖質を大幅に減らし、肉やプロテインの摂取量を増やす減量法があります。短期的には体重や血糖が改善することがありますが、CKD患者さんでは慎重な対応が必要です。

高蛋白食では、糸球体過剰濾過、尿素窒素増加、食事性酸負荷、リン負荷などが問題になる可能性があります。

また、糖質を極端に制限すると、野菜、果物、全粒穀物、豆類などの摂取も減り、食物繊維不足や便秘につながることがあります。赤身肉や加工肉、脂質、食塩の摂取が増える場合もあります。

糖尿病治療薬、とくにSGLT2阻害薬を服用している患者さんが、極端な糖質制限、絶食、脱水、激しい運動を組み合わせることは勧められません。

減量では、筋肉を維持しながら体脂肪を減らすことが大切です。しかし、そのために高蛋白食が必須というわけではありません。

適度なエネルギー調整、有酸素運動、筋トレ、十分な睡眠を組み合わせ、血糖、血圧、脂質、尿酸、腎機能を確認しながら進めます。


24.筋トレを始める前に確認したいこと

CKDや生活習慣病の患者さんは、次の項目を確認してから運動内容を決めると安全です。

  • CKDのステージ
  • 尿蛋白・尿アルブミンの程度
  • 血圧
  • 血清カリウム
  • 貧血
  • 浮腫や心不全
  • 糖尿病と低血糖リスク
  • 網膜症、神経障害
  • 関節や脊椎の疾患
  • 服用中の薬
  • 過去の心血管疾患
  • 現在の運動習慣
  • 食事からの蛋白質摂取量
  • 体重と筋肉量の変化

安定した軽症CKDと、進行したCKD、ネフローゼ症候群、急性腎障害、心不全合併例では、適切な運動内容が異なります。

診断名だけでなく、現在の病状が安定しているかどうかが重要です。


25.運動を控える、または事前相談が必要な状態

次のような場合は、無理に運動せず、主治医へ相談してください。

  • 急性腎障害が疑われる
  • 腎機能が短期間に悪化している
  • 肉眼的血尿がある
  • 尿蛋白や浮腫が急に増えた
  • 血圧が著しく高い
  • 心不全が悪化している
  • 強い貧血がある
  • 高カリウム血症がある
  • 発熱、感染症、嘔吐、下痢がある
  • 食事や水分を十分にとれない
  • 胸痛や強い息切れがある
  • 重い低血糖を繰り返している
  • 関節・筋肉の急性障害がある

発熱や胃腸炎で脱水している日に、「習慣だから」と筋トレを続ける必要はありません。体調不良時には休むことも、腎臓を守るためのトレーニング管理です。


26.安全に筋トレを続けるための実践例

運動経験が少なく、病状が安定している患者さんであれば、例えば次のような内容から開始できます。

週2~3回の筋トレ

  1. 椅子からの立ち座り:5~10回
  2. かかと上げ:10~15回
  3. 壁を使った腕立て伏せ:5~10回
  4. ゴムバンドを使った引く運動:10回
  5. 片足立ち:左右10~20秒

当初は各1セットとし、翌日の疲労や筋肉痛を確認します。問題がなければ回数を増やし、その後にセット数や負荷を増やします。

有酸素運動

歩行を1回10~20分程度から始めます。会話はできるものの、少し息が弾む程度が一つの目安です。

強度を上げる順番

一般には、次の順番で少しずつ増やします。

  1. 運動する日を増やす
  2. 1回の時間や回数を増やす
  3. セット数を増やす
  4. 最後に重量や抵抗を増やす

回数、時間、重量を同時に増やさないことが、安全に継続するポイントです。


27.筋トレと蛋白質についてのよくある質問

Q1.CKDがあれば筋トレは禁止ですか

一律に禁止されるものではありません。病状が安定していれば、軽度から中等度の筋トレには多くの利点があります。ただし、CKDステージ、蛋白尿、血圧、心疾患、電解質異常などに応じた調整が必要です。

Q2.筋肉をつければクレアチニンが上がりますか

筋肉量が増えると、腎機能が変わらなくてもクレアチニンが高くなることがあります。激しい運動、肉の摂取、クレアチン使用、脱水でも変化します。シスタチンCや尿検査、数値の推移を併せて評価します。

Q3.プロテインは腎臓に毒ですか

プロテイン自体を「腎毒性物質」と考えるのは適切ではありません。ただし、蛋白質の総摂取量を大幅に増やすため、CKD患者さんでは糸球体過剰濾過や窒素・リンなどの負荷につながる可能性があります。

Q4.植物性プロテインなら自由に飲めますか

植物性蛋白には利点がありますが、総蛋白質量には含まれます。カリウム、リン、添加物についても確認が必要です。

Q5.運動後の尿蛋白は放置してよいですか

激しい運動後には一過性の尿蛋白がみられますが、早朝尿でも続く場合や、蛋白量が多い場合は評価が必要です。運動を休んだ状態で再検査します。

Q6.筋トレ前後は水を多く飲めばよいですか

脱水を避けることは重要ですが、心不全、浮腫、低ナトリウム血症、透析中などで水分制限が必要な患者さんもいます。一律に大量の水を飲む方法は適切ではありません。

Q7.プロテインを少量なら飲んでもよいですか

食事を含めた総蛋白質量と病状によります。「1回分が少量か」ではなく、1日全体で考える必要があります。


28.腎臓を守りながら筋肉を維持するために

CKD患者さんにとって、運動不足による筋力低下は避けたい問題です。適切な筋トレは、身体機能、血糖、血圧、生活の質を改善し、フレイルやサルコペニアの予防に役立ちます。

一方、最大重量に近い筋トレ、息を止める運動、脱水下での長時間運動、急激な運動量増加は、血圧上昇、急性腎障害、横紋筋融解症などの危険性を高めます。

また、筋トレを始めたからといって、大量のプロテインが必要になるわけではありません。

CKD患者さんでは、食事とサプリメントを合わせた総蛋白質量を確認し、高蛋白摂取にならないよう調整することが重要です。特にCKDステージG3~G5、蛋白尿、糖尿病、高血圧、片腎などがある人は、自己判断でプロテインを追加する前に相談してください。

筋力を守るためには、「蛋白質を増やす」ことだけではなく、必要なエネルギーを確保し、安全な強度の運動を継続することが大切です。

当院では、血清クレアチニン、eGFR、シスタチンC、尿蛋白・尿アルブミン、血圧、体格、食事内容などを確認し、患者さんごとの腎機能と生活スタイルに合わせて運動・栄養について検討します。

筋トレを始めたい方、プロテインやクレアチンを使用している方、運動後にクレアチニンや尿蛋白の異常を指摘された方は、使用している製品の栄養成分表示や写真もお持ちのうえ、ご相談ください。


参考文献

  1. Kidney Disease: Improving Global Outcomes (KDIGO) CKD Work Group. “KDIGO 2024 Clinical Practice Guideline for the Evaluation and Management of Chronic Kidney Disease.” 2024.
  2. Ikizler TA, Burrowes JD, Byham-Gray LD, et al. “KDOQI Clinical Practice Guideline for Nutrition in CKD: 2020 Update.” 2020.
  3. Baker LA, March DS, Wilkinson TJ, et al. “Clinical Practice Guideline Exercise and Lifestyle in Chronic Kidney Disease.” 2022.
  4. Cheema BSB, Chan D, Fahey P, Atlantis E. “Effect of Progressive Resistance Training on Measures of Skeletal Muscle Hypertrophy, Muscular Strength and Health-Related Quality of Life in Patients with Chronic Kidney Disease: A Systematic Review and Meta-analysis.” 2014.
  5. Heiwe S, Jacobson SH. “Exercise Training for Adults with Chronic Kidney Disease.” 2014.
  6. Nakamura K, Sasaki T, Yamamoto S, Hayashi H, Ako S, Tanaka Y. “Effects of Exercise on Kidney and Physical Function in Patients with Non-Dialysis Chronic Kidney Disease: A Systematic Review and Meta-analysis.” 2020.
  7. Clyne N, Anding-Rost K. “Exercise Training in Chronic Kidney Disease—Effects, Expectations and Adherence.” 2021.
  8. Watson EL, Gould DW, Wilkinson TJ, et al. “Twelve-Week Combined Resistance and Aerobic Training Confers Greater Benefits than Aerobic Training Alone in Non-Dialysis CKD.” 2018.
  9. Castaneda C, Gordon PL, Uhlin KL, et al. “Resistance Training to Counteract the Catabolism of a Low-Protein Diet in Patients with Chronic Renal Insufficiency.” 2001.
  10. Johansen KL, Painter PL, Sakkas GK, Gordon P, Doyle J, Shubert T. “Effects of Resistance Exercise Training and Nandrolone Decanoate on Body Composition and Muscle Function among Patients Who Receive Hemodialysis.” 2006.
  11. Noor H, Reid J, Slee A. “Resistance Exercise and Nutritional Interventions for Augmenting Sarcopenia Outcomes in Chronic Kidney Disease: A Narrative Review.” 2021.
  12. Ko GJ, Obi Y, Tortorici AR, Kalantar-Zadeh K. “Dietary Protein Intake and Chronic Kidney Disease.” 2017.
  13. Ko GJ, Rhee CM, Kalantar-Zadeh K, Joshi S. “The Effects of High-Protein Diets on Kidney Health and Longevity.” 2020.
  14. Jhee JH, Kee YK, Park S, et al. “High-Protein Diet with Renal Hyperfiltration Is Associated with Rapid Decline Rate of Renal Function: A Community-Based Prospective Cohort Study.” 2020.
  15. Juraschek SP, Appel LJ, Anderson CAM, Miller ER III. “Effect of a High-Protein Diet on Kidney Function in Healthy Adults: Results from the OmniHeart Trial.” 2013.
  16. Devries MC, Sithamparapillai A, Brimble KS, Banfield L, Morton RW, Phillips SM. “Changes in Kidney Function Do Not Differ between Healthy Adults Consuming Higher- Compared with Lower- or Normal-Protein Diets: A Systematic Review and Meta-analysis.” 2018.
  17. Oba R, Kanzaki G, Sasaki T, et al. “Dietary Protein Intake and Single-Nephron Glomerular Filtration Rate.” 2020.
  18. Cho E, Ko GJ. “The Pathophysiology and the Management of Radiocontrast-Induced Nephropathy.” 2022.
  19. Poortmans JR. “Exercise and Renal Function.” 1984.
  20. Bellinghieri G, Savica V, Santoro D. “Renal Alterations during Exercise.” 2008.
  21. Shephard RJ. “Exercise Proteinuria and Hematuria: Current Knowledge and Future Directions.” 2016.
  22. Baxmann AC, Ahmed MS, Marques NC, et al. “Influence of Muscle Mass and Physical Activity on Serum and Urinary Creatinine and Serum Cystatin C.” 2008.
  23. Beetham KS, Howden EJ, Isbel NM, Coombes JS. “Agreement between Cystatin-C and Creatinine Based eGFR Estimates after a 12-Month Exercise Intervention in Patients with Chronic Kidney Disease.” 2018.
  24. Gualano B, de Salles Painneli V, Roschel H, et al. “Creatine Supplementation Does Not Impair Kidney Function in Type 2 Diabetic Patients: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled Clinical Trial.” 2011.
  25. Lugaresi R, Leme M, de Salles Painelli V, et al. “Does Long-Term Creatine Supplementation Impair Kidney Function in Resistance-Trained Individuals Consuming a High-Protein Diet?” 2013.
  26. Antonio J, Ellerbroek A, Silver T, et al. “A High Protein Diet Has No Harmful Effects: A One-Year Crossover Study in Resistance-Trained Males.” 2016.
  27. Tagawa R, Watanabe D, Ito K, et al. “Synergistic Effect of Increased Total Protein Intake and Strength Training on Muscle Strength: A Dose-Response Meta-analysis of Randomized Controlled Trials.” 2022.
  28. Hiraki K, Shibagaki Y, Izawa KP, et al. “Effects of Home-Based Exercise on Pre-Dialysis Chronic Kidney Disease Patients: A Randomized Pilot and Feasibility Trial.” 2017.

◆このブログは、生成AIを用いた原稿を、院長が監修しております◆

九品仏駅前みやもと内科・腎臓内科クリニック 050-3109-7205 ホームページ