受付中のワクチン
世田谷区の費用助成もご利用いただけます
- 世田谷区の予防接種案内もご覧ください
- とくに慢性腎臓病(CKD G3a〜G5)、糖尿病をお持ちの場合は免疫力低下のために感染症の重症化リスクが高く、適応となる予防接種をおすすめしています
【電話予約中】
帯状疱疹ワクチン(不活化):シングリックス
帯状疱疹ワクチン(弱毒生):ビケン
肺炎球菌ワクチン:ニューモバックスNP
RSウイルスワクチン:アレックスビー
子宮頸がん予防HPVワクチン(女性向け・キャッチアップ接種を含む):シルガード9
【2024年10月から再開】
新型コロナワクチン
季節性インフルエンザワクチン
予防接種料金表
ワクチン | 料金(税込) |
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新型コロナワクチン | 2024年10月〜 65歳以上および、60〜64歳の基礎疾患のある方に公費接種が予定されています |
季節性インフルエンザ | 同上 |
帯状疱疹ワクチン(電話予約) 不活化ワクチン シングリックス筋注 | 22,000円/回 計2回接種、原則2ヶ月間隔 (満50歳以上の世田谷区民は10,000円/回の助成) |
帯状疱疹ワクチン(電話予約) 弱毒生ワクチン ビケン | 8,800円/回(任意接種) (満50歳以上の世田谷区民は4,000円/回の助成) |
肺炎球菌ワクチン (電話予約) ニューモバックスNP | 8,300円/回(任意接種) ※世田谷区の高齢者定期接種(65歳のみ)自己負担1,500円/回 変更点はこちらもご確認ください:世田谷区 高齢者肺炎球菌予防接種のおしらせ |
RSウイルスワクチン(電話予約) アレックスビー筋注 | 28,600円/回(任意接種) *60歳以上の方 |
風しんワクチン(受付中止) | 8,500円/回(任意接種) 該当者に助成制度あり *厚生労働省 *世田谷区 |
ワクチンについて
シングリックス(不活化 帯状疱疹ワクチン)
- <接種対象者>50歳以上の方、帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の方(疾病または治療により免疫不全である方、免疫機能が低下した方または免疫機能が低下する可能性がある方、それ以外で医師が本剤の接種を必要と認めた方)
- 2回の接種で、帯状疱疹に対する予防効果が得られます
- 筋肉内に注射します
- 50歳以上の方:通常、1回目の接種から2ヶ月の間隔をおいて2回目の接種を行う
- 帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の方:通常、1回目の接種から1〜2ヶ月の間隔をおいて2回目の接種を行う
- <安全性>多くの方に注射部位の痛みや腫れが現れます(注射した部位の痛み78%・赤み38%・腫れ26%)、副反応の持続日数の中央値は3日でした(筋肉痛40%、疲労39%、頭痛33%、悪寒24%、発熱18%、胃腸症状13%)
- 【上記事項はシングリックス説明資料から引用】
シルガード9(HPVワクチン)
定期接種の年齢で接種機会を逃した女性に対して、2025年3月末まで「キャッチアップ接種」が実施されています
2024年度 キャッチアップ接種対象者
1997年度生まれ〜2007年度生まれの女性
(1997年4月2日〜2008年4月1日生まれ)
- 一般的な接種スケジュールの場合、接種完了までに6ヶ月かかります
- 当院では、9価HPVワクチン(シルガード9)を使用しています
- 子宮頸がんの主な原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)という、ごくありふれたウイルスです
- 子宮頸がんの95%以上はHPVの持続感染が原因です(海外データ)
- 日本人女性の子宮頸がん患者さんの90.8%がいずれかのHPV型に感染しており、そのうち88.2%からはシルガード9に含まれるHPV16/18/31/33/45/52/58型が検出されました
- シルガード9は、HPV6,11,16,18,31,33,45,52,58の9つの型の感染を予防するワクチンです
- この感染予防により、子宮頸がんとその前がん病変、外陰上皮内腫瘍、膣上皮内腫瘍、尖圭コンジローマ(性器いぼ)の発症を防ぐことができます
- <副反応について>接種した部分が腫れたり、傷むことがありますが、ワクチン成分に対する反応が起こるための症状で、通常は数日間程度で治まります
- 頻度10%以上:頭痛、注射部位の痛み・腫れ・赤み、頻度1〜10%未満:身体がふらつくめまい、のどの痛み、悪心(吐き気や胸やけ、胃がむかむかする)、下痢、注射部位のかゆみ・内出血・しこり、発熱、疲れ、頻度0.5〜1%未満:上咽頭炎、インフルエンザ、嘔吐、上腹部痛、腹痛、筋肉痛、関節の痛み、注射部位の出血・血腫・熱っぽさ・硬結・知覚低下、注射部位反応、だるさ、無力症(まぶたが下がる、物がだぶって見えるなど)、頻度不明:蜂巣炎(皮膚局所の痛みと熱を伴った赤い腫れ)、リンパ節の腫れや痛み、感覚の低下、気を失う、手足の痛み、寒気、注射部位の知覚消失、過敏症反応(アナフィラキシー、気管支痙攣、蕁麻疹)、ギラン・バレー症候群、血小板減少性紫斑病、急性散在性脳脊髄炎
- 注射を打ったときの痛み、恐怖、興奮などによる刺激が脳神経のひとつである迷走神経を介して中枢に伝わり、心拍数や血圧が下がったりすることがあります
- そのため、気分が悪くなったり、めまいやふらつき、失神などが起こります
- 血管迷走神経反射と呼ばれ、注射後の失神が起こる主な原因と考えられています
- 血管迷走神経反射は思春期の女性に多いという報告がありますが、男性においても発生が報告されています
- とくに注射への恐怖心が強い方は注意が必要です
- 接種後30分程度は転倒予防のため、歩行時や安静時に注意が必要です
- 【上記事項はシルガード9説明資料から引用】
アレックスビー(RSウイルスワクチン)
- <接種対象者>60歳以上
- <効果>60歳以上:82.6%、基礎疾患がある場合:94.6%
- RSウイルス感染症は、一般には軽症で回復しますが、高齢者、慢性の基礎疾患(喘息、COPD、心疾患など)、免疫機能が低下している人の場合、重症化リスクが高いとされています
- 基礎疾患があると、基礎疾患がない人と比較して、RSウイルス感染による入院率が高まることが報告されています(海外データ):喘息2〜3.6倍、糖尿病2.4〜11.4倍、COPD3.2〜13.4倍、うっ血性心不全4.0〜33.2倍、冠動脈疾患3.7〜7.0倍
- 成人におけるRSウイルス感染症には、直接的な治療薬がありません
- 【上記事項はアレックスビー説明資料から引用】